過去の学びを今に活かし、
未来を見据えて、さらに前進。
当社は明治43年、西洋洗濯屋「日の出屋商会」として創業。以来、「美と清潔」を追求する生活産業としてクリーニング業を営んできました。
昭和30年代には、業界に先駆けてドライクリーニング設備を導入。大口受注を増やし、新工場を建設するなど徐々に事業を拡大してきました。
昭和から平成へと時代が変わる中で、人々のライフスタイルや価値観も大きく変化しました。これに伴い、クリーニング事業の業態も多様化しました。染み抜きや上質仕上げなどの付加価値の高いサービスを提供する専門店化、24時間対応やスピード仕上げに応じるコンビニ化、最新設備を導入し大量受注に応じる大型化、コインランドリーを主体とした多店舗化など…。
当社では昭和62年、それまで一般家庭用クリーニング主体だった家業を組織化し、業務用クリーニング事業へと転換することで、安定した経営基盤を確立。その後も省力化、効率化に取り組みながら時代に合った変革を進めてきました。
そして今、世界では持続可能な社会の実現に向けたSDGsが実践され、日本でも自治体や企業、学校、施設などで様々な取り組みが行われています。
当社ではその一環として、光熱費の削減の図るエスコ事業(Energy Service Company)に着手。水素生成機を導入し、水素エネルギーを熱エネルギーに転換し、工場の重油使用量を大幅削減するプロジェクトを進めています。近い将来にはビジネスモデルを確立し、広く啓蒙・普及させていきたいと考えています。
当社ではこれからも事業の存続発展と、SDGsの取り組みを並行させつつ、社員一人ひとりが夢と希望を持ち続けられる「人間尊重の経営」を推進し、永続できる企業の実現に向けて、精進したいと存じます。
今後ともご支援、ご愛顧いただきますようお願い申し上げます。